国重要文化財≪桂濱神社本殿≫(桂浜)
海水浴で有名な桂浜の砂浜背後に小高い山があり、
石段を登っていくと桂浜神社に至り、拝殿、祝詞殿(のりとでん)と続き、
その奥の1段高まったところに本殿があります。
浜へいらした際にはぜひ立ち寄ってみられてはいかがでしょうか♪
桂濱神社の祭神は、当初、海人の神宗像三女神であったが、後に多賀谷氏によって宇佐八幡宮から三神が
勧請され、武将の祀る神となった。
本殿は、前室付き三間社流れ造りで、文明12(1480)年の棟札が残されている。
明応8(1499)年に杮葺きの現在の型に整備された。
内部の身舎柱には僧増順が永正8(1511)年に参籠した旨の墨書が記されている。
全体的に木細で、庇の柱まで円柱にするなど県内でも類例の少ない建物である。
~宝島くらはしまちづくり協議会より~